究極の節約


私の親友の話です。親友との付き合いはもう20年以上前になりますが、とある商業施設で働いていたときに出会いました。

私は当時、実家暮らしでした。親友は、私が住む町で一人暮らしをしていました。商業施設の中にある飲食店で働いていて、オープニングスタッフという事もあり、アルバイトの人数がとても多かったのです。

始めの頃は、物珍しさに全国から観光客が押し寄せてきましたが、半年もすると閑散としてお店も暇になる時間が増えました。アルバイトがたくさんいたので、暇になると一人がたくさん働けなくなってきます。私はすぐに仕事を変えましたが、友達は一人暮らしという事もあり、すぐに仕事を変えることが出来ませんでした。

週6のフルタイムで働けていたのに徐々にシフトを減らされると、生活が出来なくなってしまいます。貯金を崩しながら頑張っていました。仕事がある時は、賄が無料で食べられますが、休みの日には食べるものにも困っていた様子。とりあえず家賃や光熱費を確保しなければならないので、そうすると一切食費が捻出できないというのです。

家賃や光熱費の確保も本当に必死で、家ではトイレを使わないとか、電気もつけずにろうそくで過ごすという節約ぶり。しかもそのろうそくは、勤務先で出る廃油をで作ったものなので、火をともすと色々な食べ物の匂いがします(笑)。節約を通り越していますが、すごいなと感心しました。結局、新しい仕事にかえて生活は人並みになりましたが、今でも当時の週間が身についているそうです。